金融機関が法人顧客の入出金情報をもとに経営状況を把握し、迅速な経営サポートが可能に

株式会社マネーフォワード（本社：東京都港区、代表取締役社長CEO： 辻庸介、以下「当社」）は、法人用資金管理サービス『Business Financial Management（以下「BFM」）』において、金融機関が法人顧客の入出金情報や取引情報を分析・可視化できるデータ分析・可視化システム「XIM-BI」を、2021年10月より提供開始する予定です。

『BFM』は、当社が金融機関の法人顧客に提供する法人用資金管理サービスです。法人顧客は、『BFM』を通じて、銀行口座の残高や入出金明細を管理画面上で管理できるほか、日々管理している複数の金融機関の口座情報の自動取得が可能です。この度提供開始する「XIM-BI」は、当社が金融機関に提供する法人顧客の入出金情報や取引情報^※1を分析・可視化し、融資提案や販路拡大支援を通じた経営サポートを行うために企業の財務状況を簡易に把握できるシステムです。なお、本システムはサーバーレスなBIツールである「Amazon QuickSight」を利用して提供します。

金融機関は、『BFM』を活用することで、法人顧客の取引情報や財務状況をリアルタイムで把握することが可能になりますが、情報が膨大であるため活用が難しいといった課題がありました。「XIM-BI」を導入することで、法人顧客の経営の実態を容易に把握できるようになるため、迅速かつ適切なタイミングでの融資提案や、ビジネスマッチングなどの販路拡大支援を通じた経営サポートが可能になります。

今後、当社は「XIM-BI」において、AIを活用し法人顧客の業況変化を知らせるアラート機能や、企業支援策のレコメンドなどを実装し、金融機関による”法人顧客の実態把握と経営支援の高度化”をサポートしてまいります。また、各社が提供する「法人ポータル」を利用する金融機関をはじめ、入出金データの活用を検討する金融機関に対し、「XIM-BI」の導入を推進していく予定です。

※1 法人顧客の入出金情報等の口座情報は、法人顧客である企業が規約に同意した場合のみ、金融機関に提供されます。

＜「XIM-BI」画面イメージ＞

■『Business Financial Management 』について
『BFM』は、金融機関向けに提供する法人用資金管理サービスです。『BFM』を導入した金融機関は、法人顧客向けに『BFM』を提供します。法人顧客である企業は、『BFM』を通じて、銀行口座の残高や入出金明細を管理画面上で管理できるほか、日々管理している複数の金融機関の口座情報の自動取得が可能になるため、通帳記帳をする手間なく最新の情報を得ることができます。これにより、金融機関は、『BFM』を利用する企業の資金繰りをリアルタイムで把握できるため^※、融資などの経営改善に役立つサポートを行うことが可能になります。
※ 口座情報は、法人顧客である企業が規約に同意した場合のみ、金融機関に提供されます。

＜主な機能＞
（1）銀行口座連携
・保有する銀行口座を連携することで、各口座の残高・入出金明細の一元管理ができる
（2）入出金明細の無期限保持・検索機能
・入出金明細を無期限に保持できる
・過去の取引明細を検索できる
（3）企業内での情報共有機能
・複数の社員で資金情報の共有ができる

＜サービス導入希望の方のお問い合わせ先＞
Money Forward X 本部
URL：https://corp.mf-x.jp/

■株式会社マネーフォワードについて
名称　　：株式会社マネーフォワード
所在地 ：東京都港区芝浦 3-1-21　msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F
代表者　：代表取締役社長CEO 辻庸介
設立　　：2012年5月
事業内容：PFMサービスおよびクラウドサービスの開発・提供
URL　　：https://corp.moneyforward.com/
主要サービス：
お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』　https://moneyforward.com/
バックオフィスSaaS『マネーフォワード クラウド』　https://biz.moneyforward.com/

＊記載されている会社名および商品・製品・サービス名（ロゴマーク等を含む）は、各社の商標または各権利者の登録商標です。

＜本件に関するお問い合わせ先＞
株式会社マネーフォワード
広報担当：石田
E-mail：pr@moneyforward.co.jp