資産状況や資産寿命の見える化を、スマートで分かりやすいUI/UXでデザインしたアプリとして評価
株式会社マネーフォワード(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO: 辻庸介、以下「当社」)と野村證券株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:森田敏夫、以下「野村證券」)が共同開発した資産管理アプリ『OneStock(ワンストック)』が、「2021年度グッドデザイン賞」(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
『OneStock』は、野村證券が提供する資産の見える化を実現する資産管理アプリです。当社は、本アプリの開発において、アカウントアグリゲーション技術*の提供やUI/UXデザイン設計を支援しました。ユーザーは、本アプリを利用することで、金融機関の預金残高や入出金情報、証券口座の運用状況を一元管理できることに加え、現在の資産の残余期間である「資産寿命」を算出することができます。
今回、『OneStock』の開発では、自身の資産状況を見える化した上で、理想のライフプランの実現に必要な資産額と現状とのギャップや資産寿命を算出し、投資や貯蓄など必要なアクションに繋げていくという一連の機能を、シンプルで分かりやすいUI/UXの中に実装することを意識してデザインしました。また、野村證券が持つ資産寿命算出のノウハウや信頼感、および当社が持つ資産管理のノウハウや親しみやすさを融合し、さまざまな方のライフアテンダントアプリとして人生の道標となるようにとの思いを込めて開発しました。
両社は、今後も、本アプリを通じて個人の老後や将来に向けた資産形成をサポートすべく、利用者のフィードバックをもとに機能拡充やサービス改善を進めてまいります。
*アカウントアグリゲーションとは、APIまたはスクレイピングを用いて、複数の銀行や証券、年金などの口座残高や資産の情報を取得する技術です。
<開発の裏側については、下記のブログをご覧ください。>
『パートナー企業と常に目線を揃えながら進める – OneStock共創の裏側』
https://cocoda.design/katorei/p/p61ea273a0aeb
■グッドデザイン審査員による評価コメント
本アプリは従来の資産管理のソフトの機能に加えて、資産寿命という観点で「何歳まで不自由なく暮らせるか」を可視化してくれる点がUXとして新しい。いつかお金がなくなる心配から逆に預金をため込みすぎてしまったり、失う恐怖心から合理的な資産運用にも資産を回さない状況はよくあるはず。そんな中で資産寿命の機能はライフプランを考える補助線として役に立つであろうし、資産運用を促す手法としては即物的でなくスマートなデザインである点が評価された。
■株式会社マネーフォワード 執行役員CDO/デザイン戦略室 室長 伊藤 セルジオ 大輔のコメント
当社はこれまで、家計簿アプリやクラウド会計など、お金の課題解決を目指すプロダクトを数多くデザインしてきました。「User Focus」という考え方を大切にしており、本アプリでもプロトタイピングやユーザーテストを繰り返しながら、ユーザーと向き合うプロダクトづくりをしています。
また、デザインアプローチによる共創に取り組んでおり、野村證券様とこれまでにない金融体験を生み出すことができたこと、そしてその結果をグッドデザイン賞という形で評価いただけたことを大変嬉しく思います。
■グッドデザイン賞ウェブサイトでの紹介ページ
https://www.g-mark.org/award/describe/52841
■受賞した資産管理アプリ『OneStock(ワンストック)』について
『OneStock』は、金融機関の預金残高や入出金情報、証券口座の運用状況などのデータと連携し、将来の資産形成をサポートする個人向けの資産管理アプリです。
対象:個人の方(野村證券に口座をお持ちでない方もご利用いただけます)
料金:無料※1
詳細ページ:https://www.nomura.co.jp/onestock/lp/main.html
アプリダウンロードURL:
・iOS:https://apps.apple.com/jp/app/id1499804121
・Android:https://play.google.com/store/apps/details?id=jp.co.nomura.onestock&hl=ja&gl=US
特 長:
1.資産寿命が見える
・ユーザーは自分の将来のお金の姿を把握することが可能
・野村證券年金研究所※2が長年積み重ねたノウハウ・統計データなどを結集し、資産寿命を計算するロジックを開発
・簡単に数項目を入力すると、資産の寿命が算出される※3
2.資産の一元管理※4
・複数の金融機関で保有している資産※5を一元管理・自動更新
・ユーザーは資産の全体像やバランスを把握できる
3. 資産の診断ができる※6
・月間・年間の全体推移、個別銘柄のパフォーマンスを一覧できる「資産レポート」機能が利用できる
・将来の不動産購入や子供の進学など、ライフイベントに紐づいた質問への回答などから、ライフプランの実現に必要な月々の貯蓄額を算出。加えて、月々の貯蓄額のうち、積立投資への配分がお勧めできる金額を把握できる
・ユーザーの年齢・投資経験や投資スタンス・今後の支出予定額から、推奨の運用資産額、アセットクラスごとの配分比率を把握できる
・金融資産額や運用資産比率などを自分と似たユーザーと比較することができる「あなたの状況」機能が利用できる
※1 プレミアムサービス(月額550円 税込)では無料会員に比べて自動更新の頻度が高くなり、すべての診断機能がご利用できます。
※2 野村證券年金研究所は退職給付制度に関するコンサルティングなど、年金制度の研究、コンサルティングを行う専門組織。
※3 年齢や金融資産など最少8項目の入力で算出可能。金融機関との自動連携データからの算出も現在システム構築中。
※4 一部金融機関・口座ではデータ連携できない場合があります。
※5 2021年10月現在 連携可能資産:
預金・MRF/外貨預金・外貨MMF/国内株式/外国株式/国内投信/国内債券/外国債券/確定拠出年金/FX/暗号資産/信用取引/不動産/保険/公的年金/貴金属/譲渡制限付き株式/CFD
※6 一部プレミアムサービス(※1)のみで提供。
■グッドデザイン賞について
1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。
公式サイト:http://www.g-mark.org/
■株式会社マネーフォワードについて
名称 :株式会社マネーフォワード
所在地 :東京都港区芝浦 3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F
代表者 :代表取締役社長CEO 辻庸介
設立 :2012年5月
事業内容:PFMサービスおよびクラウドサービスの開発・提供
URL :https://corp.moneyforward.com/
主要サービス:
お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』 https://moneyforward.com/
バックオフィスSaaS『マネーフォワード クラウド』 https://biz.moneyforward.com/
*記載されている会社名および商品・製品・サービス名(ロゴマーク等を含む)は、各社の商標または各権利者の登録商標です。
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社マネーフォワード
広報担当:石田
E-mail:pr@moneyforward.co.jp