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2022-04-20

『マネーフォワード クラウド』、インボイス制度対応の第一弾「証憑自動取得機能」を提供開始

ECサイト等で発行される領収書や請求書の『マネーフォワード クラウド会計』への自動取込が可能に

株式会社マネーフォワード(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO: 辻庸介、以下「当社」)は、インボイス制度対応の第一弾として、ECサイト等※1で発行される電子領収書や電子請求書等の証憑データを『マネーフォワード クラウド会計』※2に自動で取り込む「証憑自動取得機能」(以下「本機能」)の提供を開始します。これにより、電子領収書や電子請求書などの証憑データを電子帳簿保存法(以下「電帳法」)に則って手間なく自動保存できるようになり、インボイス制度に向けた業務の効率化を実現します。

■「証憑自動取得機能」について
「証憑自動取得機能」は、ECサイト等のサービス※1と『マネーフォワード クラウド会計』※2を連携することにより、取引明細データに加えて、電子領収書や電子請求書等の証憑データを自動で取り込む機能です。本機能により、『マネーフォワード クラウド会計』上で仕訳登録を行う際に、取引明細データと同時に取得した証憑データが自動添付されます。
自動取得した証憑データは、電帳法対応ストレージサービス『マネーフォワード クラウドBox』上に保存されるため、タイムスタンプ付与等の電帳法(電子取引区分)の保存要件に則って保管されます。
なお、本機能について、当社は特許の出願手続きを済ませております。

※1 現在、一部のECサービス等に対応しています。順次サービスを追加予定です。
※2 『マネーフォワード クラウド会計』のほか、『マネーフォワード クラウド確定申告』にも対応しています。

<自動取得したデータの確認および、仕訳登録ページ>

・ECサイト等のサービスから自動取得した取引明細データと、その明細に対応した証憑を取得したことを示すアイコンが表示されます。
・このページから仕訳の登録を行うため、仕訳と証憑を自動で紐づけることが可能です。

<証憑プレビューページ>

・証憑アイコンから操作することで、画面下部にプレビュー欄を表示することができます。
・一つの明細につき複数ファイルがある場合には、複数の証憑ファイルとして自動で取り込むことができ、ファイルごとの操作も可能です。

・「証憑自動取得機能」に関するサポートページ
『マネーフォワード クラウド会計』:
URL:https://biz.moneyforward.com/support/account/news/new-feature/voucher01.html
『マネーフォワード クラウド確定申告』:
URL:https://biz.moneyforward.com/support/tax-return/news/new-feature/voucher01.html

■背景
これまでECサイト等で決済を行った際に、クレジットカードの明細データ等を簡易的に証憑の代替として活用するケースもありましたが、インボイス制度開始後はインボイス(適格請求書)の保管が求められるため、EC事業者等が発行するインボイス(適格請求書)を各ECサイトから取得し、保管しておくことが必要となります。
加えて、令和3年度および令和4年度の税制改正により、電子取引の場合には電帳法の保管要件に則って、証憑を電子で保管することが求められます。そのため、ECサイト等で取得した領収書や請求書の証憑データを紙に出力して保存することは認められず、電子データのまま保管しなければなりません。

こうした背景から「証憑自動取得機能」および自動取得した証憑データの『マネーフォワード クラウドBox』上への自動保存を開始します。

■当社のインボイス制度対応方針について
当社では、2023年10月のインボイス制度開始までに、当社グループ全体で制度対応に必要なインボイスの記載項目や保管要件への対応など、サービスの機能アップデートを進めてまいります。また、本機能の提供を皮切りに、事業者がインボイス制度に対応する際に発生する業務負荷を軽減できる機能の開発に注力します。今後、インボイス制度に関わる各サービスの対応方針や機能アップデートの詳細などを、順次発表していく予定です。

■インボイス制度関する特設サイトについて

・インボイス制度の特設サイト
インボイス制度についての基本情報や、インボイス制度に対応するうえでのお役立ち情報、『マネーフォワード クラウド』での対応機能について掲載しています。
URL:https://biz.moneyforward.com/invoice-about/

・「#インボイスフォワード」プロジェクト
当社では、「“紙の請求業務” に悩む人を応援し、請求業務をもっと前へ。 」をコンセプトに、紙の請求書の電子化を推進し、世の中から紙の請求業務で悩む人をなくすことを目指したプロジェクトを行っています。新型コロナウイルスの感染拡大によりリモートワークが浸透したことで、紙の請求書の受取・発送・管理等の業務負荷や、請求書対応のための出社など、紙の請求業務による多くの課題が生まれています。本プロジェクトを通じて、請求業務をアップデートし、自由な働き方の実現や、紙を削減することでサステナブルな社会を目指します。
URL:https://biz.moneyforward.com/pr/invoice-forward/

■インボイス制度(適格請求書等保存方式)について
インボイス制度とは、2023年10月1日から導入される新しい仕入税額控除の方式です。これにより、消費税の納税額の計算要件が変更されます。

・仕入税額控除とは
取引の中で、売上とともに預かった消費税から、仕入れ等で支払った消費税を相殺し、納税額を計算する仕組みを仕入税額控除と呼びます。インボイス制度開始後に仕入税額控除を受けるためには、インボイス(適格請求書)の発行や保存が必要になる場合があります。

・インボイス(適格請求書)の発行に必要※3なこと
インボイス(適格請求書)を発行するためには、税務署に「適格請求書発行事業者の登録申請書」を提出し、「適格請求書発行事業者」となる必要があります。インボイス制度がはじまる2023年10月1日から登録を受けるには、登録申請書の提出は、原則、2023年3月31日までに行う必要があります。

※3 一部の条件について記載をしております。インボイス制度(適格請求書保存方式)の詳細については、国税庁のホームページをご覧ください。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/zeimokubetsu/shohi/keigenzeiritsu/invoice_about.htm

■株式会社マネーフォワードについて
名称  :株式会社マネーフォワード
所在地 :東京都港区芝浦 3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F
代表者 :代表取締役社長CEO 辻庸介
設立  :2012年5月
事業内容:PFMサービスおよびクラウドサービスの開発・提供
URL  :https://corp.moneyforward.com/
主要サービス:
お金の見える化サービス『マネーフォワード ME』 https://moneyforward.com/
バックオフィスSaaS『マネーフォワード クラウド』 https://biz.moneyforward.com/

*記載されている会社名および商品・製品・サービス名(ロゴマーク等を含む)は、各社の商標または各権利者の登録商標です。

<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社マネーフォワード
広報担当:稲増
E-mail:pr@moneyforward.co.jp

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