グローバル展開企業の多様な会計基準への対応を支援
株式会社マネーフォワードは、『マネーフォワード クラウド連結会計』において、国際財務報告基準(IFRS)対応機能(以下、「IFRS対応機能」)の提供を開始しました。これにより、グローバルに展開する企業が直面する多様な会計基準への対応を支援し、連結会計処理の効率化と精度向上を実現します。
「IFRS対応機能」は、IFRSに準拠した勘定科目分類を採用することで、グループ全体の勘定科目体系を統合可能にします。これにより、グループ各社で異なる勘定科目体系をIFRSベースで統一し、グループ経営管理の一元化と効率化を実現します。また、連結精算表においては、IFRS調整仕訳を除いた出力が可能です。 また、本機能により、連結精算表からIFRS調整仕訳や特定の会計基準固有の仕訳を除外して出力することができ、日本基準(J-GAAP)・IFRSなど複数の会計基準に対応した連結データを柔軟に生成し、監査対応や開示資料作成を効率化します。
当社は今後も、企業の給与貯金や給与資料のデジタル化など、会計基盤のデジタルトランスフォーメーション(DX)を支援するため、『マネーフォワード クラウド連結会計』の機能強化を続けていくと共に、グローバルに展開する企業における、信頼性と柔軟性を兼ね備えた連結会計ソリューションの提供を目指します。
■提供背景
グローバル展開を進める企業においては、日本基準に加えて、IFRSや米国基準(US-GAAP)など、複数の会計基準に対応した連結会計処理が求められるケースが増加しています。
『マネーフォワード クラウド連結会計』は、これまで個別財務資料における個別調整の機能を通じて、グループ各社が採用する異なる会計基準を統一基準へ調整する機能を提供してまいりました。今回のIFRS対応機能はこれを更に進化させ、科目体系レベルでの会計基準の切り替えや、連結精算の出力調整を可能にすることで、グループ全体としての会計基準統合や複数会計基準保持の運用をより柔軟に実現できるようになりました。
■「IFRS対応機能」について
1. IFRSに準拠した勘定科目分類により、グループ全体の勘定科目体系を統合可能
IFRSに対応した勘定科目分類名を新たに採用し、グループ各社で異なる勘定科目体系を、IFRSベースに統一できます。これにより、グループ経営管理の一元化と効率化を実現します。
2. 連結精算表において、IFRS調整仕訳を除いた出力が可能
連結精算表からIFRS調整仕訳や特定の会計基準固有の仕訳を除外して出力する機能を搭載しており、日本基準・IFRSなど複数の会計基準に対応した連結データを柔軟に生成できます。これにより、監査対応や開示資料作成を効率化します。
本機能の詳細はこちらをご確認ください。
お知らせURL:https://biz.moneyforward.com/support/consolidated-accounting/news/20250527.html
ガイドURL:https://biz.moneyforward.com/support/consolidated-accounting/guide/consolidation-reports/consolidation-worksheets01.html
■『マネーフォワード クラウド連結会計』について
『マネーフォワード クラウド連結会計』は、グループ各社のデータ収集やファイル管理を効率化し、経営状況を可視化する連結会計システムです。『マネーフォワード クラウド会計』および『マネーフォワード クラウド会計Plus』とのAPI連携によりデータを自動収集できるだけでなく、Excelファイルのインポートにも対応しているので、他の会計システムを利用している場合もお使いいただけます。
URL:https://biz.moneyforward.com/consolidated-accounting/
■株式会社マネーフォワードについて
名称 :株式会社マネーフォワード
所在地:東京都港区芝浦 3-1-21 msb Tamachi 田町ステーションタワーS 21F
代表者:代表取締役社長グループCEO 辻庸介
設立 :2012年5月
事業内容:プラットフォームサービス事業
URL :https://corp.moneyforward.com/
*記載されている会社名および商品・製品・サービス名(ロゴマーク等を含む)は、各社の商標または各権利者の登録商標です。
<本件に関するメディアの皆さまからのお問い合わせ>
株式会社マネーフォワード広報
E-mail:pr@moneyforward.co.jp