『MFクラウド経費』から、ワンクリックでの振込依頼が可能に
お金のプラットフォームを提供する株式会社マネーフォワード(本社:東京都港区、代表取締役社長CEO :辻庸介、以下「当社」)は、2017年3月31日より、住信SBIネット銀行株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:円山法昭、以下「住信SBIネット銀行」)、株式会社みずほ銀行(本社:東京都千代田区、頭取:林信秀、以下「みずほ銀行」)、株式会社三井住友銀行(本社:東京都千代田区、頭取:國部毅、以下「三井住友銀行」)と、更新系のAPIを活用し3行への振込依頼※1
をワンクリックで完結できる機能を、クラウド型経費精算ソフト『MFクラウド経費』内にて提供開始いたしました。なお、更新系APIを実装したサービス提供は、BtoB向けサービスにおいて、国内で初めての取り組みになります。
当社は、セキュリティを担保しながらユーザーに新しい金融サービスを提供する「Open Bank API」を推進しています。2014年12月に開催された、NTTデータの主催するビジネスコンテスト「豊洲の港から presents オープンイノベーションコンテスト」にて、当社が最優秀賞を受賞したことをきっかけに、2015年10月に国内で初めてNTTデータの個人向けインターネットバンキング「AnserParaSOL」とのAPI連携を発表いたしました。以降多数の金融機関と連携し※2、現在国内のFintechベンチャーにおいて、連携金融機関数は最多※3になります。
また、当社は、PFMサービスやクラウド型会計ソフトを提供するFintechの代表的プレーヤーとして、金融庁の金融審議会制度ワーキンググループ、経済産業省のFinTech検討会合、全国銀行協会での検討会、金融情報システムセンター(FISC)での有識者会議などで、金融機関のAPI活用のあり方について、様々な提言を行ってまいりました。このような取り組みの結果、参照系API※4に続いて更新系API※5も商用化されるに至りました。
Fintechサービスには開発生産性と高いセキュリティレベルが求められますが、本取組のような形で金融機関のAPIがオープンになることで、これらのAPIを活用した様々なFintechサービスが当社以外にも生まれ、金融業界全体の活性化、ひいてはユーザー利便性の向上に繋がっていくものと考えております。引き続き当社といたしましても、金融機関のAPIを活用し、より一層ユーザー利便性の高いサービスの開発、提供を進めてまいります。
※1 別途、振込依頼に対する承認が必要です。
※2 これまでの当社のAPIに関する取り組み参照
※3 2017年3月31日現在。当社調べ。
※4※5 銀行の口座情報にアクセスするAPI には、参照系APIと更新系APIの2種が存在します。参照系APIは、金融機関の残高や入出金履歴などを外部サービス内で閲覧できるAPI、更新系APIは、外部サービス内から振込などの更新を可能とするAPIです。
■これまでの当社のAPIに関する取り組み
2016年3月 住信SBIネット銀行とAPI連携開始
2016年4月 NTTデータのインターネットバンキングAPIを国内初導入、
静岡銀行のお客様に向けた『マネーフォワード for 静岡銀行』を提供開始
2016年6月 Open Bank APIの一環として日本IBMの「FinTech共通API」への接続検証を実施
2016年6月 NTTデータのインターネットバンキングAPIを導入したPFMサービスとして国内2例目、
群馬銀行のお客様に向けた『マネーフォワード for 群馬銀行』を提供開始
2016年7月 NTTデータが提供する法人向けインターネットバンキングAPIを導入
2016年9月 日本IBMの「FinTechカードAPI」第一弾の仕様に合意
2016年10月 みずほ銀行の法人向けネットバンキング『みずほビジネスWEB』とAPI連携を開始
2017年1月 セブン銀行『ビジネスwebサービス』とAPI連携を開始
■本連携の概要
対象:『MFクラウド経費』をご利用の全法人
内容:住信SBIネット銀行、みずほ銀行、三井住友銀行、それぞれのネットバンキングとの連携により、
『MFクラウド経費』内で、従業員の立て替え経費精算から振込依頼までを完結できる
*連携には、別途各銀行のネットバンキング利用契約を締結いただく必要があります。
◆◇経費精算ソフト『MFクラウド経費』の概要◆◇
「完全自動化」、「スマホで完結」、「ペーパレス」を特長とし、面倒な経費に関する作業を従来の約10分の1で完了させることができるクラウド型の経費精算ソフトです。中小企業の経営者や経理等のご担当者、確定申告の準備中の方から経費精算申請をするビジネスマンまで、経費に関わる全ての方がご利用いただけます。
特長:
(1)完全自動化
・クレジットカードや電子マネーの明細の自動取得に対応
・『ICカードリーダー by マネーフォワード』でSuicaやPASMOの明細もワンタッチで取込可能
・科目は自動学習機能で自動分類
・経路を入力するだけで、交通費の自動算出が可能
・オペレータ入力機能の利用で、撮影した領収書も自動で計上
・『MFクラウド会計・確定申告』と自動連携
・『MFクラウド給与』と自動連携(2017年春予定)
(2)スマホで完結
・経費申請・承認のワークフローもスマートフォンで完結
(3)ペーパレス
・スマートフォンで撮影した領収書は、『MFクラウド経費』内に電子データで保管
・電子帳簿保存法にも対応・申請された経費データと添付された領収書の照合がオンライン上で可能
URL:
Web https://biz.moneyforward.com/expense
iOS https://itunes.apple.com/us/app/apple-store/id1062808085?mt=8
Android https://play.google.com/store/apps/details?id=com.moneyforward.android.expenses
開始日:2016年1月14日(β版)、2016年2月26日(正式版)
■株式会社マネーフォワードについて
2012年5月の設立以来、自動家計簿・資産管理サービスや、ビジネス向けクラウドサービスなど、お金に関するプラットフォームを開発・提供しています。
≪提供サービス一覧≫
・自動家計簿・資産管理サービス『マネーフォワード』
WEB https://moneyforward.com/
iPhone,iPad https://itunes.apple.com/jp/app/id594145971
Android https://play.google.com/store/apps/details?id=com.moneyforward.android.app
・ビジネス向けクラウドサービス『MFクラウドシリーズ』
確定申告ソフト『MFクラウド確定申告』 https://biz.moneyforward.com/tax_return
会計ソフト『MFクラウド会計』 https://biz.moneyforward.com/
請求書管理ソフト『MFクラウド請求書』 https://invoice.moneyforward.com
給与計算ソフト『MFクラウド給与』 https://biz.moneyforward.com/payroll
創業支援トータルサービス『MFクラウド創業支援サービス』https://biz.moneyforward.com/implementation_support
入金消込ソフト『MFクラウド消込』 https://biz.moneyforward.com/reconciliation
マイナンバー管理ソフト『MFクラウドマイナンバー』 https://biz.moneyforward.com/mynumber
経費精算ソフト『MFクラウド経費』 https://biz.moneyforward.com/expense
MFクラウドファイナンス https://biz.moneyforward.com/finance
・くらしの経済メディア『MONEY PLUS』 https://moneyforward.com/media/
・マネーフォワードFintech研究所 https://moneyforward.com/mf_blog/category/fintech/
<本件に関するお問い合わせ先>
株式会社マネーフォワード
広報担当:柏木、青木、田平
E-mail:pr@moneyforward.co.jp