マネーフォワードの
AIの取り組み
マネーフォワードグループは創業以来、「お金を前へ。人生をもっと前へ。」というミッションの実現に向けて、法人・個人や金融機関のお客さまのデジタルトランスフォーメーション(DX)をサポートしてきました。これからは急速に進化するAIの活用を加速し、『マネーフォワード クラウド』において、さらなる業務効率化や企業の持続的な成長に貢献していきます。

代表AI活用に取り組む理由
日本では少子高齢化により生産年齢人口が減少し、特に中小・中堅企業では人材不足が深刻化しています。また、この課題は今後さらに加速する見込みです。
マネーフォワードはこれまでSaaSサービスによる業務効率化を支援してきましたが、これからはAIを活用し、より高度な自律性とタスク遂行能力を持つ「デジタルワーカー」の提供を進めます。これにより、少ない人数でも本業に集中できる環境づくりを支援し、法人ユーザーの皆さまのビジネスをより豊かにするお手伝いをしたいと考えています。

マネーフォワードのAI戦略
マネーフォワードは2025年4月に、「AIエージェント」、「AIエージェントプラットフォーム」、「AXコンサルティング」の3つの構想を発表しました。
「業務効率化のもっと先へ」を実現すべく、既存のサービスへのAI機能の実装にとどまらず、AIを活用した新たなサービスの提供にチャレンジします。
AIエージェントとは、特定のタスクや目的を達成するために環境を観察し、判断し、行動を実行する自律的なソフトウェアプログラムです。バックオフィスSaaS『マネーフォワード クラウド』すべてのプロダクトにAIエージェントを提供し、業務の自動化・自律化を支援していきます。
既存プロダクトへのAI組み込み
マネーフォワードでは、これまでもAIを活用した機能を、『マネーフォワード クラウド』の複数サービスでリリースしてきました。
機能一覧はこちらをご覧ください。
私たちの強み
AIエージェントをはじめとする開発はチャレンジングなものです。これらの構想は、マネーフォワード独自の強みがあるから実現していけると考えています。大規模なユーザーベース、幅広いプロダクトラインアップ、豊富なデータ、ユーザーから直接いただくフィードバック、最先端技術の積極採用、そしてグローバルな開発体制。一朝一夕では作りえない、マネーフォワードだからできる開発環境と、失敗を受け入れ前に進んでいくカルチャーを大切にする私たちならではの強みを活かして、開発を進めていきます。

AIを活用した、社内の生産性向上
ユーザーへのサービス提供のみならず、マネーフォワードグループの社内においてもAI活用を推進しています。
あらゆる職種における業務の生産性を向上させることで、よりユーザーに向き合う多くの時間を創出していきます。

AI開発におけるデータセキュリティとガバナンス強化
1. データ・アナリティクスガバナンス委員会の設置とデータガバナンス体制の構築
AI開発におけるデータガバナンス体制を強化するため、CTOやCxOで構成される「データ・アナリティクスガバナンス委員会」を設置しました。本委員会を中心に、データ活用やAI等の最新技術の活用を支えるための守りのガバナンスの拡充につとめ、当社役員をはじめ多くの専門的な視点を交えた議論を継続的に進めてまいります。
マネーフォワードグループは、今後もデータセキュリティ・ガバナンス体制を継続的に強化し、安心・安全なAI活用サービスを提供いたします。
2. マネーフォワードグループ全従業員を対象とした「Generative AI利用ガイドライン」の策定および遵守の徹底
AIの安全かつ適切な利用を確保するため、マネーフォワードグループに所属する全従業員に対し明確な指針となる「Generative AI利用ガイドライン」を策定しました。グループ全体に向けてAIに関するリスクの研修を実施するなど、遵守を徹底しています。これにより、個人情報の適切な取り扱いの徹底、情報漏洩リスクの低減、著作権侵害の防止、不適切な利用の抑制などを図ります。
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お問い合わせ
AIエージェントプラットフォームおよびAXコンサルティングに関するお問い合わせは以下のフォームよりご連絡ください。
※AIに関するお問い合わせの際は、「AIエージェントプラットフォーム」「AXコンサルティング」と記載のうえ、お問い合わせ内容を明記ください